JET WRENCH作 「looking for Fig」 |
「誰かグッ!とくるアーチストはおらんのかいな!?」
「まだタッチも作も未完成って感じるかもしれませんけど一人気になってる人居てますェ、、、、」
「誰やねん??アンタソレ、、ダレデスネン???」
そこに名が出たのがJET WRENCHでした。
その後 KKN2で近づき絵をうちで紹介させてくれるよう、、、すごく断りにくいスタイルで交渉し、交渉成功!!
第一回目のご紹介がこの「looking for Fig~女さがし」です。まずはご覧あれ。
アーチスト:JET WRENCH タイトル:「looking for Fig」
サイズ:650×530mm(F15サイズ) 素材:キャンバス(アクリルカラー使用)
価格:80,000円 (額込み90,000円 額サイズ800×680mm)
額にも錆び加工等、手が加えてあります。 額は別売り10,000円。
男のエロい本能的な部分が描かれた作品だが、全面的にそれを押し出すのではなく、シュールに、、、しかしそうだとわかるように描かれている部分にこの作品のおもしろさがあるんだと思う。
真のPEEP SHOW GALLERY BLOGの読者ならお気づきかもしれないが、、、
まずは目が女性器の形になっている。 イェス!! 大好物!!
まつげは虫の体毛のように、、あるいは毛先のように、、枝毛のようにわかれているように描かれているあたりが細かい。
一番テーマに直接的な描き込みである目に映る女性の映りこみは、大げさでなくてシュールでナスティ!!それだけに目が行かないアクの強すぎない書き込みにとどめてあるように感じる。
槍には返しが付いていて、どことなく男性器を思わせる形で、、、
柄の先には、、、見慣れた下品なハンドサインが!!、、、少し光ってる、、、
私が見て気になったのは、ハチの無表情さと、飛んでいながら羽根に羽ばたきがあたえられてない点です。もしこの作品に羽ばたきや動きやリアリティーがあれば、きっとこの作品は駄作という事になっただろう。
この飛んでるとも浮いてるともとれるメインキャラクターや、現実世界のことわり事を無視したリアリティーの排除が、この絵の世界が非現実的空間に展開された物である事を感覚的に伝えている。
初めての作品紹介という事もありJET WRENCHと何度か話し、絵についてもいくつか説明をうけた。JET WRENCHの印象はローブローアートの響きとは対象に、知的で考え込みすぎというか、ノイローゼとも言える陰に秘めたところがある感じ。
、、、、けなしてないよ、、アーチストはそうでないといけない!あくまでほめ言葉ね。
「作品は基本的に三角形で構成されています。槍の先、ハチの全体の形など。
これは三角形を微妙に角度をずらして配置する事で、
見る人に不安定な感覚を感じてもらいたいからそう描きました。」とか、、、、
「槍の絵のハンドサインはfigと言われるハンドサインで、日本ではSEXや女性器を意味する。子孫繁栄のラッキーシンボルとしても使われるそうです。」とか、、、
話していると俺とは全く違った生い立ちを感じる知的さがあった。
「カシコイアホ!?」そんな感じ。
そうかと思えば、、、
「イチジクって英語でfigってよんだり、女性器を思わせるので関連があるらしいですよ、、ちなみに僕が住んでいる所はイチジクの産地です。」とか、、、なんの話やねん!!と突っ込みたくなるような、コノコホンマニ、、、な部分を持ったアーチストでもある。
このJET WRENCHのキャラの不思議さ、、、それが作品にも不思議な雰囲気と世界を与えているのかもしれない。
BULLY
JET WRENCH HP