グ、グレイト!!!! |
思っていた、、、と書いたのは、今は違うという意味ではないんです。
今は、和彫りの名門に入門され彫師として、違う名前で仕事をされているので実質上WASHOというアーチストはいなくなってると解釈するからです。
WASHOというタトゥーアーチストの最後の地、大阪を離れる際、書いていただいた作品には、
現在の彼を示す名前とは別の、タトゥアーチストWASHOとしての名がクレジットされている。
アーチスト:WASHO タイトル:輪入道 素材:ペーパーボード
サイズ;420x300x1mm 価格:ASK
毛の一本一本まで丁寧に描かれている。入道の顔はシンプルでありながら、その技術を感じさせるに充分である。
かかれる炎の質は、カスタムカルチャーで描かれるそれと異質であることは見ての通り。
このブログを楽しんでくださってる方たちにとって新鮮なんじゃないでしょうか。
バックには土煙だろうか、霊ゆえの空間の歪みだろうか・・・ただそこに空間があるのではなくウネリと奥行きがある。
赤黒い塗料が飛び散るように使われているのは、土ぼこりというよりは、血であるように感じるのは私だけでしょうか。
この絵には、その辺を明言してしまわない方がいいのではないか、、、そう思わされる。
この作品の最も素晴らしいのは、入れ墨業界で今高く評価される男の過去をよくあらわす作品であるところです。
私が思い、記憶している話はこうです。
日本におけるアメリカンタトゥーの中にあって天才といわれた男は、ある日日本の伝統文化の刺青という世界に入ることを決意し、人気タトゥーアーチストとして築いてきた全てを捨てることを決意し、海外にもその名の届く名門に入門。
今は、違う名前の彫師となり多くの刺青ファン他から注目されている。
この作品では、タトゥーアーチストだったWASHOだった時間がとどめられているという価値がある。そのほかにも多くの意味と味わいを持つ作品です。
彼を知らなかったあなたも、実は彼の仕事を眼にしてるかもしれませんよ。
今私には、この絵の持つ価値が判断できません。でも、せめてこのBLOGで見て、感じて楽しんでください。